2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年に読んだ本と美少女ゲーム

2021年に読んだ本は107冊でした。なんとかノルマクリア。 シリーズものはまとめていたり、複数回読んだものも1冊としてカウントしているので、実際に読んだ数と記録上の数は一致しません。しばしば感想を添えています。 1.中里十『君が僕を 1、2』小学館 2.…

2021年12月 雑記/「怪文書」というポーズについて

前座 1点届かず不合格でした。コーナーを攻めすぎてクラッシュ。瞬足許すまじ。 もう本当に、心の底から面倒くさい。洒落にならないくらい面倒くさい。なんでお前に時間割かないといけないんだよ。いや必要があるからしょうがないんだけど。二次的な意味しか…

2021年11月 雑記

存在しない美少女ゲームのタイトル ・『LAGOON』 間違いなくSFですね。巨大都市・ラグーンで渦巻く陰謀と蠢く闇にかかわってしまった1人の少年が、仲間たちとともに強大な敵に立ち向かう感じの話。設定の辻褄に賛否両論はあれど、ストーリーが壮大かつ感動的…

押韻詩#4

墜落寸前 それでも高く飛べる 空に残した証 コントレール まるで渾然一体 これはホーリズム 四重奏が映し出すアフォリズム 情緒不安定すらも どこ吹く風 蒼の向こうに手が届くまで Do or die ひらり宙を舞い 人生リベンジ 捲土重来 トップはまだ先 お気楽な…

2021年10月 雑記

本当は「行為の原子性について」という題でちょちょっと書こうと思ってたんだけど、ちゃんと考えるべきテーマだなこれは、となったのでいずれ長文で書きます。さしあたり、大きく言ってどういうことを考えているのかを書いておく。 一定以上の年齢を過ぎてか…

2021年9月 雑記

以下は件のラーメン評論家さんが話題になる前から考えていたことであり、彼を擁護する意図は一切ないです。なんか期せずしてタイミングがあってしまっただけです。 togetter.com 上の記事では、舌が肥えていることとはどんなものにも意図や良さを見いだせる…

押韻詩#3

好奇心が人生の方位磁針 夢と現の狭間の通り道 四季折々も浮世夢のごとし 悪い日だって少しは良いように 未完成なままの片羽根 見た目は派手な流行が垣間見える 理性と感性 ここでお別れ 野生の龍虎 いま相まみえる 肩で風切って疲れ切る でも今だけ見てれば…

押韻詩#2

『ふゆから、くるる。 発売記念』 躁鬱オタク 競うグッズの数 逃す本質と苦痛の喪失 もはや質素な思想の巣窟 偶像にまみれて feel so good? 物にも神にも愛されない モノガミーに染まるチャチな世界 哲学に狂ってお釣りが来るって オールOKで大儲け 寄る辺も…

2021年8月 雑記

こういうエロゲがやりたいという話 Aは男主人公(バカ)、Bは後輩女子(生意気)、Cは同級生女子(聡明)だと思ってください。 B「『物は現に産出されているのと異なったいかなる他の仕方、いかなる他の秩序でも神から産出されることができなかった』、です…

2021年7月 雑記

現在、女性同士の関係性*1を描いた作品における「見つける/見つかる」という表現について論じた文章を探しています。 読んだことがあれば多かれ少なかれ分かるかと思いますが、近年の百合作品には、登場人物を「見つける」、もしくは登場人物が「見つかる」…

島村抱月の文芸批評理論にもとづく小説『安達としまむら』批評

すべてのひとは、性愛へとさし向けられている。そして、性愛(他者の身体を求めること)へとさし向けられている自己のなかに、ひとは愛を自覚する。 橋爪大三郎『性愛論』*1 個性によって、そのひとに可能な幸福の範囲はあらかじめ決まっている。特に精神的…

2020年に読んだ本

こういうのは年内に書くものなんだよなぁ。 読んだ本は記録上31冊(参考書含む)でしたが、シリーズを1冊でカウントしていたり、面倒で記録していない本を含めると50冊前後かな?少ない。 就活の影響で時間が取れなかったというのは言い訳に過ぎないので、20…